●北と南の釣行記・・・北編

●北と南の釣行記・・・北編

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北海道の6月の鱒たちは、モンカゲロウが大好き。

拙作、モモンガの絵が飾ってあるロッジ・ラッキーフィールドのガイド・吉原拓志さんが、その劇場に案内してくれました。

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自作の25ミリサイズの大きなクリーム色のドライフライを流れに乗せると、ためらうことなく、大きな口が吸いこみました。

重量感のあるブラウントラウトでした。

フライを外し、リリース、二人で握手。

川原で煎れてくれたコーヒーの美味しいこと。

3

翌日、柳の下の2匹目を狙って再びモンカゲ劇場に訪れました。

昨日とは違う場所で、モンカゲロウを捕食するライズを見つけ、フライをキャストすると、やはり、何のためらいもなくパクリと、大きな口に。なんという劇場だこと!

川の流れのトルクと魚の重さに、手こずりながらも、ネットイン。

昨日のブラウントラウトと同じようなサイズに、はて?

後で写真を見比べると、斑点が同じ!間違いなく、昨日のブラウン!!

4

 

こういう、気のいい、おバカなハングリー鱒、いいね!

もうこれは「ヤスナリくん」だと、名付けちゃいました。

また、会おう。

 

PS 前日、実は、もっと巨大なブラウントラウトを掛けたのでした。

最後の最後の取り込みで、フライがぽろりと外れて、逃げられました。

「ヤスナリくん」よりも20cmも大きいサイズでした。

しぶとく賢い魚でした。ね、「ヤスナリくん」!